皆さま、こんばんは。
まんじろうです。
このところ、女子プロレスのスターダムがおもしろいですね。
白川未奈選手(35)がワールド&ワンダー2冠選手権(5月27日、東京・大田区総合体育館)に挑みましたが、ワールド王者の中野たむ選手に敗れました。
わずか35日でワンダー王座から陥落ですが、ファンとしては残念な結果です。やはり中野選手は強かったですね!
白川未奈選手、中野たむに敗れワンダー王座から陥落
大丈夫だよ。
私はプロレスラー。#STARDOM #白川維新 pic.twitter.com/6K3AD9LtF2
— 白川未奈 Mina Shirakawa (@MinaShirakawa) November 4, 2022
試合後は大号泣。
「白いベルト取ったばかりで希望をつかんだのに…。つらい。中野たむに勝てない。今日も勝てなかった…」と声を絞りだしました。
これまでの経緯を振り返っておきましょう。
白川選手は中野選手が率いる「コズミック・エンジェルズ」で活動をともにしていました。もともとは中野選手の誘いでスターダム入りしたのですからね。
ところが、2023年4月15日の代々木大会で離脱。「クラブビーナス」を新ユニットとして立ち上げました。「中野の近くにいては甘えてしまい、いつまでも超えることができない」。そんな思いからだったそうです。
そして4月23日、横浜大会でV15まで最多連続防衛記録を伸ばしていた上谷沙弥選手を破り、ワンダー王座に。
この試合は互いにカウント2.8くらいではね返す死闘でしたね。
最後の最後、新必殺技の「フィギュア・フォー・ドライバーMINA」で決めたのです。
こうして初めて手にした白のベルトでしたが、早々と手放すことになったわけです。
「とにかく申し訳ない気持ちしかない。クラブビーナスのみんなに希望を見せたいんだよ。何とか頑張って這い上がったら、でっかくなって頂(いただき)に立てるっていうのを見せたいんだよ。本当にゴメンなさい。負けることは考えてなかった。
次はIWGP(女子王座)に挑戦する予定だった。憧れの新日本プロレスのリングで試合したことがないから、試合しにいくつもりだった…」
白川未奈選手、試合後に大号泣!
白川選手は泣きわめきました。
もっとも、月山和香、マライヤ・メイ、ジーナ、ジェシーのクラブビーナスメンバーは、リーダーの姿を静かに見守ることしかできませんでしたね。
最後に白川選手は「自分のこれからは、ちょっと考えさせてください」と言い残し、バックステージを後にしたのです。
一方の中野選手は、赤白2冠チャンピオンになり、これは2017年6月に岩谷麻優選手が達成して以来、史上2人目の快挙。
そんな彼女は涙を流す白川選手にこう言い放ちました。
「中野たむを追いかけてきた白川未奈は、中野たむを超えることはできない。これが現実だ!」
どんな試合だったのか。
簡単に勝敗が決まったわけではなく、一進一退の凄まじい攻防でした。
白川未奈選手、17分43秒の激闘の末に敗れて…
白川選手は中野選手の右脚に集中攻撃を浴びせました。
そして足4の字の体勢からサイドに落とす必殺技「フィギュア・フォー・ドライバーMINA」をこの試合でも仕掛けたのです。
さすがに凄い展開、相手を窮地に追い込みました。
しかし、試合終盤、中野選手のトラースキックの反撃を受け、王者の意地を見せつけられます。蹴りで攻め込まれ、最後はバイオレット・スクリュー・ドライバー(垂直落下式ファルコンアロー)からのトワイライトドリーム(変型猛虎原爆固め)を決められました。
激闘は17分43秒で決着!
白川選手はよほど悔しかったのでしょう。
涙が止まらなかったようです。
彼女は体力的なピークを過ぎたとも言える30歳からプロレスを始めた努力の人です。
スターダムに来たばかりの頃とはまったく違う引き締まった身体。
この試合でも見応えがありました。
もし勝っていれば、本人が言うように、憧れのIWGPに挑戦していたでしょうね。
まとめ
今後の動向から目が離せませんね。中野選手が壁かもしれませんが、壁はいつかは乗り越えられるものかも。ファンとしては頑張って欲しいと思います。
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