皆さん、こんにちは。
今回は女子プロ「スターダム」のお話。
覆面レスラーにとって、マスク剥ぎは切ってもきれないものでしょう。
2代目タイガーマスクの三沢光晴さんのように、
自らリングでマスクを脱いだレスラーもいますけどね。
10月5日、スターライト・キッド選手と葉月選手の因縁の対決。
試合はキッド選手が3カウントを奪いましたが、なんと、
試合後に葉月選手はハサミでキッド選手のマスクを切り、剝ぎ取ったのです。
卑劣な行為に会場からは大ブーイング!
いったい何があったのでしょう。
キッド選手のマスクが葉月選手に剥ぎ取られた!
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2024年10月5日の愛知、ドルフィンズアリーナ大会で2人はシングルで激突しました。
ここに至った理由があります。
葉月選手は、9月14日の大阪大会で王者のなつぽい選手に敗れ、
6度目の挑戦でワンダー王座取りに失敗したのです。
失意のどん底にあった葉月選手に、
「アンタの目を覚ましてあげる」と救いの手を伸ばしたのがキッド選手でした。
失意から復活した葉月選手は、「キッドがやりたいなら、受けて立つよ」と返答し、
2人の一騎打ちが決定したのです。
以前からキッド選手を嫌っていた葉月選手ですが、
今回の一騎打ちで、
「ウチがそのマスク引き裂いて、お前の素顔をさらしてやるよ」と予告したのですね。
そんな前振りがありました。
試合はキッド選手が劣勢も、最後は一瞬の隙をついて勝利
一進一退の攻防。
試合はキッド選手があきらかに劣勢でした。
葉月選手はエルボー連打で叩きのめすとキッド選手のマスクに手をかける。
止めに入ったレフェリーを吹き飛ばし、マスクを半分ほど引き裂いて不敵な笑みを浮かべたりと、
かなり追い詰めていたのです。
しかし、最後は一瞬の隙をついて、キッド選手が3カウントを奪いました。
さすがキッド選手。
巧みな技の切り替えしでしたね。
ところが、勝敗に納得のいかない葉月選手は大暴れ。
レフェリーを客席に投げ飛ばし、キッド選手をブレーンバスターでマットに叩きつけると、
なんと、ハサミを持ち出し、マスクのヒモを切り裂き、ついにマスクを剝ぎ取ったのです。
試合の模様
うわっ。
マジか。
仲間のレスラーが急いでリングにかけつけ、バスタオルで彼女の顔を隠しました。
運よく素顔がさらされることはなかったけど、
会場からは大ブーイングです!
いや~。
試合中ならともかく、葉月選手が勝っていたならまだしも、
試合後のこの暴挙は反則でしょう。
そもそもマスク剥ぎはプロレスでは反則ですからね。
まあ、試合には負けたけど、マスク剥ぎには成功したということでしょうか。
おそらく、これをきっかけに、因縁の対決はもっと深まることでしょうね。
でも、試合後のコメントではキッド選手は落ち込むどころか、
「いいライバルができた」などと言ってましたよ。
それでも、試合後にマスクを脱がされるという屈辱。
しかも奪われた覆面は、いまだに葉月選手が持ったままです。
「勝負では私が勝ったのに、あれ(マスク剥ぎ)を最後にやることによって自分の負けをかき消す。
あの手法には、やられたなって感じ」と、怒りは収まらないようですけど。
余談ですが、キッド選手は過去にも一度、マスクを剥がされてますけどね。
キッド選手はなぜ覆面レスラーになったのか?
出典:スターダム
キッド選手はおそらく可愛い顔をしていると思いますね。
素顔が見えそうな画像も随分と出回っていますし、
垣間見える顔はすごく可愛い感じですからね。アイドルっぽいですよ。
そんな彼女はなぜマスクウーマンになったのか。
キッド選手が覆面デビューしたのは2015年10月11日後楽園大会。
本人の弁によりますと、
「技術はあるけど、まだ顔が子どもみたいで体も細かったから。
(ロッシー)小川さんもマスクが好きだし、マスクウーマンはそんなにいないからいいんじゃないかってなって。
子どもっぽいというのを隠す目的でマスクになったんだと思う」と言っています。
子どもっぽい顔を隠すという意味があったみたいですね。
まとめ
プロレス団体の試合は因縁の対決ってのが、もっとも話題になりますから。
この2人の対決は今後も話題にのぼるでしょう。
「スターダム」の話題性が一つ増えたと考えれば、このシングル対決は成功したとも言えますね。
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