資本主義の限界で2年後から田舎暮らしが増えるってホント?

社会

経済アナリストの森永卓郎氏が「資本主義はあと2年でダメになる」「東京を捨てて逃げたほうがいい」と言っています。同時に、都会を捨てて田舎で自由に暮らした方がいいと考える若者が増えてきている、とも。
果たして資本主義が2年でダメになる理由とは?
2年後から若者の田舎暮らしが本当に増えるのか?
それらのことを調べてみました。

2年後から田舎暮らしが増える?(写真は高知の仁淀川町)

資本主義がダメになる「3つの理由」とは?

まず1つ目、所得格差がとてつもないレベルまで拡大してしまったこと。

2つ目は、環境問題。グローバル資本主義の進展により世界中で工業化が進んだ結果、温室効果ガス排出による地球温暖化の問題が顕在化している。

3つ目の理由。若い人たちの考え方の変化。いわゆるブラック企業や、ブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)に嫌気がさして、都会での労働を捨てて田舎で暮らそうとする若者が出てきました。
都会で暮らすには生活コストが高いので、資本の奴隷にならざるを得ません。であれば、田舎で自由に暮らしたほうがいいと考える若者が増えてきているのです。

森永卓郎氏の分析ですね。

共感できる部分は多いです。
人口減少が進む中で「地方」に移住していくというのは、自給自足的なライフスタイルへと転換していくことでもありましょう。

森永卓郎著「年収200万円でもたのしく暮らせます」(PHPビジネス新書)

森永氏自身も、埼玉県所沢市に住み、「トカイナカ」暮らしを満喫していると言います。
トカイナカこそ、年収200万円時代でもゆたかに暮らすことのできる「理想郷」だとも言っています。

また、別のファイナンシャル・プランナーも、資本主義限界論を唱えていますね。

資本主義限界論1 富の格差の拡大
2 未開拓市場(フロンティア)の枯渇
3 環境資源の持続可能性

ただ、一方で、形はどうあれ、資本主義しか残っていないという議論もありますが。

しかし、果たして多くの人にとって、そうした暮らし方は実践可能なのでしょうか?

資本主義がダメになって若者世代の間で田舎暮らしが人気に?

田舎暮らしは、若者世代に限らず、今や人気を集めているライフスタイルです。
都会の雇用形態に対する不満や人間関係の悩みを解決するため、人生の節目に合わせて田舎への移住を決める層が増えているようですが、実際問題、田舎暮らしを始めるにあたり、適応するための心構えを持たなければなりません。
それだけではなく、どこに移住するかも、調べる必要があるでしょう。

移住先で需要の高い専門スキルを磨くこと。
田舎エリアのコミュニティと積極的に関わっていくこと。
情報や娯楽がない暮らしを受け入れること。

これらについても、大事な問題でしょうね。
田舎暮らしの成功率を高めたい方は、移住前の準備、地域おこし協力隊への参加、支援制度の活用などを検討するのも大切でしょう。

田舎暮らしの本は参考になる

「住みたい田舎」ベストランキングとは?

ここで、「宝島社」が実施した、2023年版第11回「住みたい田舎」ベストランキングから、住みたいまちをご紹介しておきましょう。

人口1万人未満のまち
若者世代・単身者が住みたいまち部門 第1位 北海道沼田町
子育て世代が住みたいまち部門 第1位 島根県飯南町
シニア世代が住みたいまち 第1位 北海道沼田町

人口1万人以上3万人未満のまち
若者世代・単身者が住みたいまち部門 第1位大分県豊後高田市
子育て世代が住みたいまち部門 第1位大分県豊後高田市
シニア世代が住みたいまち 第1位大分県豊後高田市

人口3万人以上5万人未満のまち
若者世代・単身者が住みたいまち部門 第1位島根県南雲市
子育て世代が住みたいまち部門 第1位島根県南雲市
シニア世代が住みたいまち 第1位大分県臼杵市

人口5万人以上20万人未満のまち
若者世代・単身者が住みたいまち部門 第1位愛媛県西条市
子育て世代が住みたいまち部門 第1位愛媛県今治市
シニア世代が住みたいまち 第1位愛媛県今治市

人口20万人以上のまち
若者世代・単身者が住みたいまち部門 第1位静岡県静岡市
子育て世代が住みたいまち部門 第1位静岡県静岡市
シニア世代が住みたいまち 第1位秋田県秋田市

出典:PRTIMESプレスリリース

 

筆者の田舎である高知県は、まったくのランク外です。
実は高知県移住に失敗した経験があります。
もっと下調べをして移住するべきでしたが、実際に住んでみないとわからないことも多いですから。

まとめ

資本主義の限界と田舎暮らしの増加。2年後から本当に田舎暮らしがもっと増えていくのでしょうか。今からチェックしていきたいと思います。

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