皆さま。こんにちは(こんばんは)
本日はG7広島サミットのお土産の話です。
2023年5月19日~5月21日に開催されたG7広島サミットは、無事に終わりましたね。
そして岸田文雄内閣総理大臣からG7首脳に対して、また、岸田裕子内閣総理大臣夫人からG7首脳パートナーへ、おもてなしの一環として、広島を代表する工芸品やグラスなどが贈呈品として贈られました。
いったいどんなものが贈られたのか。
同時に気になるのは、その素晴らしさだけでなく、値段ですね。
いったいいくらなのか、調査してみました。
伝統漆芸彩雅万年筆(セーラー万円筆)の値段はいくら?
■岸田文雄内閣総理大臣から G7 首脳への贈呈品
●伝統漆芸 彩雅 万年筆(セーラー万年筆株式会社)
出典:外務省ホームページ
伝統漆芸「彩雅」(いろみやび)は、日本の伝統的な「彩」と奥ゆかしい美しさ「雅」を色漆で表現した万年筆です。
軸材にエボナイトという素材を使用し、その上に「石目塗」という漆の表面が石の肌のように凹凸になる漆塗り技法で色漆を何度も塗り、磨きあげた逸品。
実際に贈呈された品は、ペン先に各首脳のファーストネームまたはイニシャルがレーザーで彫られた特別仕様だそうです。
この万年筆は18万7000円です!
蒔絵グラスセットはいくらか?
●蒔絵グラス ワイングラスセット又はゴブレットセット(七代金城一国斎)
出典:外務省ホームページ
「日本らしさを感じながら実際に使っていただけたらうれしい」という思いを込めて、広島市の漆芸家である七代 金城一国斎が手がけ、G7広島サミットを記念して特別に制作されたグラスセットです。
グラスの取手部分の表面に漆塗し、広島のシンボルである「紅葉」と「錦鯉」を漆芸技法の蒔絵で描いています。
値段はセットで4万4000円です。
他にも、広島ゆかりの贈呈品の数々
■岸田裕子内閣総理大臣夫人から G7 首脳パートナーへの広島ゆかりの贈呈品
広島漆芸 「曙」(高山尚也)
出典:外務省ホームページ
「G7広島サミットへ訪れる各国首脳の配偶者への贈呈品にしたい」と岸田文雄首相の裕子夫人からの依頼を受けて制作されたのが「曙」です。
■広島市からの贈呈品
広島漆芸 「伝」(高山尚也)
<G7首脳、EU議長及び委員長宛て>
形は平和の象徴である「鳩」を、色は広島が世界に誇る美しい「瀬戸内海」を表現。各国首脳の方々が、鳩をイメージした酒器から注がれた酒を飲みかわし、語り合って理解を深め合えれば、世界に平和が訪れるのではないかという想いが込められています。
■広島サミット県民会議からの贈呈品
象嵌彩窯変 海老 花瓶(今井政之)
<G7首脳、EU議長及び委員長宛て>
玉鋼ペーパーナイフ「和永(わ ながく)」(三上貞直)
<G7首脳、国際機関の長宛て>
伊久馬ビアカップ つぼ型(大)(株式会社西井製作所)
<各国先遣隊代表者宛て>
まとめ
G7広島サミット首脳らに贈られた広島自慢の贈呈品のご紹介でした。どれもこれも素晴らしいですね。
とくに万年筆は凄い。とても手が出ませんが、漆塗りの技法が用いられているようです。日本の伝統でしょう。
(資料や画像は広島県PR事務局提供です)
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