皆さま、こんばんは(こんにちは)。
今回は映画のお話。
ゆうばり映画祭は皆さまもご存じでしょう。
第33回 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭 2023」(2023年6月29日~7月2日)は、好評のうちに終わりましたが、本年のテーマは「圧倒的現実との闘い」でした。
それにしても、もう33回目になるんですね。
この映画祭は北海道の夕張市の財政破綻をきっかけに、夕張市が再生するまで民間主体で開催を継続しようという取り組みで、本当に画期的な試みとも言えますね。
映画人と映画ファンが集う日本初のリゾート型映画祭
出典:ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2023公式HP
1990年に北海道タ張市で誕生し、以来、映画監督をはじめ多くの著名人が夕張の地を訪れています。
今や北海道内の主要文化イベントとしても定着しています。
いわば、ここで作品が上映されることはある意味でひとつのステータスでもあります。
今年のオープニング上映ゲストは俳優の小沢仁志さん
今年のオープニング上映ゲストは小沢仁志さんでした。総勢120名以上のゲストが夕張に集結したということのようです。単純にすごいです!
オープニング上映ゲストの小沢仁志さん。出典:ゆうばり映画祭HP
小沢さんは「BAD CITY」で主演のみならず、製作総指揮・脚本(OZAWA名義)も務めています。
映画祭では、厚谷司夕張市長が挨拶に立ちました。
厚谷司夕張市長
開会宣言は笠井信輔アナでした。
笠井アナが開会宣言
石田純一さんやいしだ壱成さん(7月7日公開映画『散歩屋ケンちゃん』で初めての父子共演)、鈴鹿央士さんはNEW WEVE AWRD受賞で来ていました。
鈴鹿央士さん
今回の上映作品は60本以上!
大阪からの参加作品「恋はパンとミルクのほとり」に注目!
そんな中、大阪からの参加作品で今回の注目は、『恋はパンとミルクのほとり』(長崎アンナ監督、脚本、主演)でしたね。長崎アンナさんと言えば、一般社団法人LGB.Tの代表理事であり、トランスジェンダーでもあり、講演活動も行っています。
一方で、映画製作にも情熱を注ぎ、一人三役のご活躍です。エグゼクティブプロデューサーは、叶ともみさんです。
監督、脚本、主演を務めるのは本作で3作目!
長崎アンナさん
「アンナは今回、トークショーにも出させていただきました。それと、黄色いハンカチで大勢の市民が出迎えてくれましたが、これは初めてだったので、感動的でしたね」(叶ともみさん)
この行動は北海道が舞台の名作『幸福の黄色いハンカチ』(山田洋二監督、高倉健主演)から生まれたもののようですね。
コンペ部門受賞作品が決まりました
映画祭のあと、コンペ部門受賞作品が決定しました。
ご紹介しておきましょう。
★グランプリ
宙|蔵元政之監督
Hundreds of Beavers|マイク・チェスリック監督
★グランプリ
NAIKU|ピウス・マチュルスキス監督
The Hole|鈴木剛志監督
★グランプリ
DOCOOK|羽部空海監督
★優秀芸術賞
HIDARI|川村真司監督
コンペティションの中から優れた演者をフィーチャーする新しい賞
イ・チェヒョン(主演)|時間の温度
Fridge|村上リ子監督
以上となっています。
(※映画祭の写真の一部は叶ともみさん提供です)
まとめ
まあ、一度この映画祭を観てみたいものですね。映画好きとしては、どんどん続いて欲しいです。
同時にまた映画界がもっともっと活性化されて欲しいとも思います。
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