朝ドラ「らんまん」(第108作)が4月3日から始まります。
豪華キャストですが、筆者がとくに注目しているのは、中村里帆さんです。
中村さんは高知県出身。男勝りで気の強い高知県の女性を土佐弁で”はちきん”と呼ぶのですが、まさに、その”はちきん魂”で役を勝ち取ったと、中村さんは言っています。
素晴らしいですね。いったいどんな女優さんなのでしょうか。詳しくみていきましょう。
中村里帆さん、「らんまん」では女中のたま役
そしてそして❗️
明日からついに、
「らんまん」O.Aスタートです🌱🌞明日朝には,高知駅前の広場にて
「連続テレビ小説らんまん第一回を見る会」に参加しますよ〜🌈✨
みなさんとリアルタイムで見ることもなかなか貴重な機会なので、たのしみ🎀
staffより#たまちゃん#らんまん#asadora_nhk pic.twitter.com/nN4Iu8r2hg— 中村里帆 (@nkmrrh_official) April 2, 2023
「らんまん」は槙野万太郎が主人公です。モデルは高知出身の植物学者、牧野富太郎。「高知県立牧野植物園」は牧野博士が逝去した翌年の1958年(昭和33年)に開園し、今でも多くのファンが訪れています。高知市民なら一度は足を運んだことがあるでしょう。有名な観光スポットでもありますね。
中村さんは、牧野植物園にも小さい頃に家族とよく遊びに行っていたそうですよ。
中村さんはドラマでは、たま役です。
たまは、主人公の槙野万太郎(神木隆之介さん)が幼い頃から、万太郎の生家である酒蔵「峰屋」に奉公している女中。働き者で、明るく気のいい性格です。
中村里帆さん、土佐のはちきん、〝はちきん魂〟で役を勝ち取った
NHKは2022年8月、「らんまん」高知編の出演者を発表しましたが、そのときの中村里帆さんのコメントはこうです。
<コメント>
ずっとずっと夢見ていた朝ドラへの出演が決まり、しかもそれが地元の高知が舞台であること。これまで生きてきた中で一番と言っても過言ではないくらい、うれしい出来事です!私が演じさせていただくたまちゃんは、高知の女の子っぽいなと思える箇所がいくつかあって微笑ましく台本を読んでいます。小さい頃よく家族と牧野植物園に遊びに行っていたので、園内に飾ってある牧野富太郎さんのやさしい笑顔はずっと頭の中に焼き付いていました。
神木さんの柔らかくて温かい雰囲気と笑顔は、モデルの牧野さんととても似ていらっしゃって、早く早く神木さん演じる万太郎が見たくて堪りません。台本はまだ本当に序盤の方しか読んでいませんが、すでに何回か涙が溢れ、これを実際にキャストの方が演じられるんだと思うと、今から震え上がるくらい楽しみです。
高知の大スター、広末涼子さんと島崎和歌子さんにお会いできることを考えただけで、心臓が爆発しそうなくらいドキドキしています。いつか、いつかはお会いしてみたいお2人だったので、今回それが同時にかなうと知り、もう居ても立ってもいられません。
はちきん魂で思いっきり元気よくたまちゃんを演じ、「峰屋」に少しでも明るいパワーを注ぐ存在になれたらと思います。
ところで、はちきん魂ってなに?
これについては、中村さんは別のインタビューでも語っていますので、紹介しておきますね。
週プレNEWSのインタビュー(2022年10月28日)です。
朝ドラへの出演は、女優を志したときから目標にしていました。しかも、作品の舞台は私の地元である高知県。これは絶対にオーディションを受けるしかないと思いました。いつもオーディション前は緊張で死にそうなのに、今回ばかりは、なぜか自信があったんです。これほど土佐弁を流暢に話せる女優は、私くらいしかいないでしょ!って(笑)。男勝りで気の強い高知県の女性を土佐弁で”はちきん”と呼ぶのですが、まさに、その“はちきん魂”で役を勝ち取りました。
はちきんの意味については、ネットで調べれば、すぐにわかりますよ(笑)。
また、中村さんは「死んでも出たい!」と、気合を入れてオーディションに臨んだと言います。だから「台本は標準語だったけど『ちっくと』とか、ひと昔前の土佐弁でやってみた。そしたらすごく面白がってくれて」。こうして主人公の生家の酒蔵で「ちゃきちゃき働く」女中のたま役をつかんだというわけです。
本日19時〜
「わがまま!気まま!旅気分 胸アツ!高知de大地のパワー充電旅」
に小田井さんと中村アナと出演させて頂きます🐟✨室戸の魅力たっぷりでした🚴✨#高知すきやき#高知観光#中村里帆@sunsuntv pic.twitter.com/qASU36Lq3H
— 中村里帆 (@nkmrrh_official) March 3, 2023
中村里帆さんのプロフィールや家族構成、出身校は?
1999年8月6日生まれ。23歳。高知県高知市出身。
身長165センチ。
事務所はアミューズ。
2010年「ナルミヤシンデレラオーディション」2010グランプリ
2013年「第17回二コラモデルオーディション」グランプリ。
家族構成は、父、母、弟、中村里帆さんの4人家族。
子供の頃からチアダンスをやっていて、7年間続けたそうです。
また幼い頃から「よさこい祭り」に参加しています。
小学生のときからファッション雑誌を読むことが好きで、小学校5年生だった2010年に「シンデレラオーディション」に応募し、グランプリに輝いて芸能界入り。
中学生の頃、「二コラ」のモデルオーディションでこちらもグランプリ、モデルデビュー。
2016年に二コラモデルを卒業すると、2017年からは最年少で「Ray」の専属モデルに起用されています。
中学生までは高知県に住んでいましたが、高校進学のタイミングで上京。
出身高校は、日出高校(現:目黒日本大学高等学校)芸能コースです。
また、大学は青山学院大学。(学部不明)
女優としては、高校2年のときに「MARS〜ただ、君を愛して」でデビューしました。
大学進学後に女優としての活動を本格化させて、「覚悟はいいかそこの女子。」などの連続ドラマにレギュラー出演しています。
中村里帆さん、NHK連続テレビ小説のオーディションに落選後、本格的に芝居を…
また、もともとは芝居のレッスンに行くのも嫌だったそうですが、初めて受けたNHK連続テレビ小説のオーディションで落選したことで、悔しさからもっと芝居をやりたいと思ったそうです。
2019年に出演した映画「いなくなれ、群青」(ミステリー)の演技が評価され、このところは女優として注目を集めています。
まとめ
ざっと素顔をご紹介しました。飾り気のない女性のようです。広末涼子さんや島崎和歌子さんともすでにドキドキしながら(?)お会いしていることでしょう。
そしていよいよ「らんまん」です。ぜひ女中たまに注目したいと思います。もちろん豪華キャストですから、ドラマも楽しみです!
1999年8月6日生まれ 高知県出身
2013年、ファッション誌『ニコラ』の専属モデルオーディションにてグランプリに選ばれ、芸能界デビュー。2023年放送の連続テレビ小説『らんまん』でNHK朝ドラ初出演が決定。趣味は昭和歌謡を聴くこと。
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