皆さま、こんにちは(こんばんは)
まんじろうです。
このほど、猫の276種類の表情を特定した研究結果が報告されました。
なにそれ?
そんなに多くの種類をどうやって特定したの?
この話は本当でしょうか。
筆者も猫好きですから、まったくもって興味深いです。
(写真は筆者の飼い猫です)
猫には276種類の表情があるって?
猫には確かにさまざまな表情がありますね。
犬の比ではないでしょう。
耳を倒したり、目を細めたり、目を見開いたり、口の周りをなめたり……と、
米国の研究チームが猫のそんな顔を調べて276種類の表情を特定したのです。
論文は猫好きな研究者2人が2023年10月、学術誌に発表したもの。
筆者の1人、米ライオンカレッジのブリタニー・フローキウィッツ氏は11月1日、
CNNの取材に「猫のコミュニケーションはこれまで考えられていたよりずっと複雑だったことが、今回の研究で分かった」と話しています。
共同研究者でカンザス医科大学の学生ローレン・スコット氏は、フローキウィッツ氏と共にカリフォルニア大学ロサンゼルス校に在籍していた2021年8月から2022年6月にかけ、地元の猫カフェで53匹の猫を撮影。
194分の映像から186回の猫の交流を記録。
猫は成体の短毛種で、全頭が避妊・去勢されていたそうです。
猫の276種類の表情はどうやって特定した?
猫の表情一覧 pic.twitter.com/jaxbKSkPZE
— 猫猫アルバム (@catpic_album) March 28, 2015
記録した表情について、どうやって調べたのか。
これは猫の顔の筋肉の動きを観察するシステムを使って調べたんですね。
その結果、形態学的に識別できる276種類を特定したということです。
(呼吸やあくびといった生体作用に関連する筋肉の動きは除外しています)
いや~、すごいですね。
それぞれの表情の意味は特定できなかったものの、45.7%は和やかな表情、37%は攻撃的な表情と分類しています。
耳やヒゲが前を向いて目を閉じているのは和んでいる表情、目を見開いて耳を頭に付けるように倒し、口の周りをなめるのは攻撃的な表情と分類されました。
猫は緊張すると、ヒゲがすぐにぴんと立ちますね。
それは知っています。
頭をなでなでし、気持ちいいときは、ごろごろ言わせますしね。
イエネコは人間の近くにいることからノネコに比べて社会的寛容性が高く、猫同士の交流が増えるために表情が豊かになると、フローキウィッツ氏は解説しています。
さらに今後は猫の表情の意味について、さらに研究を深めたいとしています。
まとめ
まあ、猫がいるだけで、幸せな気分になれるのは筆者だけではないでしょう。こんなにも豊かな表情があるなんて、すごいです!
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