今が旬の牡蠣。阪南市ではカキ殻再利用の体験ツアーが話題に

社会
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今が旬の牡蠣。冬がやはり美味しい季節ですね。牡蠣小屋も営業中ですし、食べたくなるファンも多いでしょう。
牡蠣(真牡蠣)は11月頃から美味しくなってくるらしく、3月4月が一番美味しいと言われています。身が栄養を蓄え、ふっくら太って、味も濃厚でクリーミーになるからです。

そんな牡蠣にまつわるニュースです。

カキ殻は再利用できる

阪南市ではカキ殻再利用の体験ツアーやカキ養殖体験など

大阪府阪南市の西鳥取漁港で、カキの殻を石灰にリサイクルし、肥料として活用する体験モニターツアーが開催されました。ちょっとした話題に……。

阪南市は大阪府の最南端に位置する市です。

「漁師鮮度」(同市)はカキ養殖を手掛け、殻のリサイクル活動に取り組んでいますが、市は体験ツアーの事業化に向け、活動を支援する方針。

阪南市では2016年から大阪湾で唯一カキの養殖が行われています。
カキ殻は海のミネラルを豊富に含んだ天然の有機石灰で、酸性の土壌をアルカリ性に傾ける効果があります。

通常は廃棄物扱いのため、府の認可を得て網に入れて海に戻します。市では、1〜3年天日干しした後、粉砕して土壌肥料として畑にまく計画だと言います。

体験ツアーは阪南市観光協会が主催。他にも、さまざまな体験ツアーを企画し、大阪では珍しい試みをやっています。

カキ殻は、海のミネラルを豊富に含んだ天然の有機石灰。
主成分は炭酸カルシウムです。そのほか、マグネシウム・マンガン・ホウ素・亜鉛など、カキ殻には作物の成長に必要不可欠な成分がたっぷりと含まれています。これらの成分が土壌に補給されることで、生育障害や病害虫の発生を防げるだけでなく、収量や食味の向上にも効果があると言われています。

食べた後のカキ殻をシェルクラッシャーで粉砕し、農園の畑に土壌肥料として再生利用するということです。

阪南市では、他にもユニークな体験プランがある

阪南市観光ツアー「体験プラン編」

  • 大阪で唯一の体験、カキ養殖体験(カキ種付けコース)
  • 大阪で唯一の体験 カキ養殖体験(カキ割りコース)
  • ワカメ養殖体験
  • 酒造り体験
  • カキオーナー制(一般コース)
  • カキオーナー制(Myカキ育成コース)
  • ワカメオーナー制
  • 海苔オーナー制

いやはや、実にユニークですね。
ちょっと足を伸ばし、阪南市に足を運びたくなります。

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