皆さま、こんにちは。
ついに松本人志さんが文藝春秋を提訴しましたね。
性的な被害を受けたとする女性の証言を掲載した週刊文春の記事について、
「『性加害』に該当する事実はない」として、
発行元の文藝春秋や編集長に対し5億5000万円の損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしたのです。
予想通りと言えますが、今回の提訴は昨年12月27日発売の週刊文春報道に対してのみです。
訴訟の主な争点は、12月17日発売号 に掲載した「松本人志と恐怖の一夜『俺の子ども産めや!』」と題する記事ですね。
吉本興業も記事を巡って法的措置の検討を表明していましたが、今回の訴訟は松本さん個人。
飲み会自体は開いていましたが、性加害の事実はなかったとして争う方針ですね。
松本人志さんが文藝春秋を提訴!
出典:吉本興業
松本人志さん代理人弁護士によりますと、
本日(1月22日)、松本人志氏は、株式会社文藝春秋ほか1名に対して、令和5年12月27日発売の週刊文春に掲載された記事(インターネットに掲載されている分も含む)に関し、
名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を提起いたしました。
今後、裁判において、記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、
およそ「性加害」に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております。
提訴を受けて週刊文春もコメントを発表しています。
「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、
慎重に裏付け取材をしております。提訴によって萎縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」
テレビ局の松本離れが始まっている?
それにしても、今回の報道で松本人志さんのダメージは回復できないくらいにひろがりましたね。
おそらく裁判は1年半~2年、最高裁までいくと4年程度かかるのが一般的だと言われています。
しかし、裁判の行方とは関係なく、テレビ局では、活動休止を宣言している「松本離れ」が加速する、と言われているのです。
何しろすでに7人もの被害者女性が現れましたし、「週刊文春」で生々しく語っていますからね。
裁判は確実に長期化するでしょうし、仮に松本さんが裁判に勝ったとしても、スポンサー離れは明らかでしょう。
テレビ局ではすでに“ポスト松本”を見据えた話し合いも行われていると言います。
テレビ局だって、損害賠償を視野に入れているだろうし、完全に打ち切りの番組もあるでしょう。
ある芸能記者はこんなふうに語っています。
「今回の一件、紳助さんとよく似ているような気がします。このまま引退だってあるかもしれませんよ。松本さんが独身ならよかったんですが、そうじゃないですからね」
島田紳助さんと言えば、2011年8月、暴力団関係者との交際の発覚を理由に芸能界を引退しましたし、
テレビに戻ってくることはないでしょう。
筆者は松本さんには復帰して欲しいと思いますが、世間がどう反応するかでしょうね。
松本人志さん、「性加害の事実なし」で争う裁判の行方は?
裁判はゼロか100です。
被害者側の言い分が通れば、松本さんの言い分は被害者に対するセカンドレイプになります。
書かれていることが真実であれば、名誉毀損には当たりません。
ただ、今回のような密室での行為は、文春側も証人を立てるなどしますから、裁判は長引くでしょう。
裁判の行方で主なポイントとなるのは『性行為自体の有無』と『性加害の有無』の2点でしょうか。
文春の記事を読む限り、肉体関係に及んだ女性もいれば、拒否した女性もいますね。
もっとも、大事なことは、「性加害」とはなにかと言うことです。
強引なセックス強要を意味するだけではなく、「同意がない状態で行われる性に関する加害行為全般のことを広く意味する表現」なんですね。
代理人弁護士は「『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証していく」としていますから、これは少々やっかいでしょうね。
ただ、松本さん側が勝訴する可能性を求めるなら、この論点で争うしか方法はないと思いますね。
文春側は、女性の証言を載せているだけですから、「記事に書かれていることは間違いありません」と主張すれば、それが通りますから。
でも、密室での行為となると……。これはもう、松本さんの言い分が正しいのか女性の言い分が正しいのか、ということになり、それを裁判で争うということでしょうか。
当然、世間の注目を浴びますし、どっちにしても大変です。
まとめ
今回は松本人志さんの文藝春秋提訴の話題を取り上げました。
裁判の行方にも注目していきたいと思います。
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