朝ドラ「らんまん」神木隆之介が主演、あらすじは?高知のロケ地は?

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朝ドラの第108作「らんまん」が今、話題になっています。2023年4月3日から放送されるNHK連続テレビ小説です。
日本の植物学の父とも呼ばれる、高知出身の牧野富太郎(1862~1957)がモデルとなっていて、主人公の槙野万太郎を演じるのは神木隆之介さん。激動の時代の渦中にあって、ただひたすら草花を愛して向き合い続けた植物学者の波乱万丈の物語です。

そこであらすじや高知のロケ地などを調べてみました!

朝ドラ「らんまん」のあらすじは?

江戸時代末期の1862年(文久2年)3月。尊王攘夷の機運が高まるなか、坂本龍馬が土佐藩を脱藩。その1か月後、主人公の槙野万太郎が同じ高知で酒造業を営む裕福な商家に誕生します。のちの天才植物学者です。

同家にとって待望の男の子でした。
万太郎は明るい性格ですが、一方で虚弱な体質でいじめられがちな少年。
ひたすら植物のことが大好きで、集中すると周囲のことが目に入らなくなってしまうほどでした。
母親の房子はそんな万太郎に愛情をふんだんに注ぎますが、万太郎が5歳のときに病気で死去。父親も早くに亡くしていた万太郎は、祖母・タキの手で育てられることになります。

万太郎は名家の跡取りとして町で評判の学問所に入所。最初は学校生活になじめず、植物の名前が載った本を見つけると、熱心に勉強するように……。
やがて学業の面で頭角を現し、英語・地理・物理・天文など西洋の学問を次々と吸収していきます。明治新政府のもと新たな学校制度が始まり、万太郎も小学校に通い始めます。ところが、自主退学。教育レベルの低さに物足りなさを感じたからです。小学校中退の学歴です。

その後は家業の手伝いをしながら、大好きな植物採集に明け暮れる生活を送るようになり、植物の魅力にとりつかれ、秘めた才能を発揮。毎日、草木をたずねて野山を歩き回って過ごしたことで、健康で丈夫な体に育ちます。

そんななか、東京・上野で開催される「内国勧業博覧会」をきっかけに初めて上京。
万太郎は旅のなかで憧れの博物学者たちと出会い、日本各地の貴重な植物や海外から来た珍しい植物を目の当たりにします。

ここで一気に植物学への情熱に火がつき、東京帝国大学植物学教室で助手として働くことに。万太郎は研究に没頭し、新種を次々と発見しては学名をつけていきます。
私生活では菓子屋の娘である寿恵子と大恋愛の末に結婚し、子宝にも恵まれて幸せな生活を送るのですが……。

朝ドラ「らんまん」槙野家の豪華なキャストたちに注目

ここで槙野家の家族や高知篇の人々をざっとご紹介しておきましょう。
広末涼子、島崎和歌子、中村里穂といった高知県出身のキャストの活躍からも目が離せません。高知で活躍する歌手の三山ひろしも仙石屋義兵衛役で出ちゅうぜよ!

【槙野家】
主人公:槙野万太郎/神木龍之介

妻:槙野寿恵子/浜辺美波
東京の下町で母と菓子屋を営んでいたが、万太郎と運命的に出会う。植物研究に金をつぎ込む夫のために苦しい家計をやりくりし、最終的にはあっと驚く方法で家族を救う。

母:槙野ヒサ/広末涼子
病弱ながらもやっと授かった万太郎のことを誰よりも慈しみ、その成長を温かく見守る。

祖母:槙野タキ/松坂慶子
夫と一人息子に先立たれたため、「峰屋」を女手一つで切り盛り。曲がったことが許せない正しく強い女性。跡取りの万太郎を時に厳しく、愛情深く育てる。

姉:槙野綾/佐久間由衣
気が強くしっかり者。弟の万太郎のことを誰よりも気にかける。幼いころ酒蔵に迷い込んだことをきっかけに、酒造りに魅了される。

父:死別

好きなもののため、夢のため、一途に情熱的に突き進んでいく物語。スタートは高知です。以下は高知編の人々です。

竹雄:志尊淳
万太郎の生家である酒蔵「峰屋」の番頭の息子。 年が近いことから万太郎のお目付け役を命ぜられる。万太郎に振り回されながらも、一番の理解者として支え続ける。

幸吉:笠松将
幼い頃から「峰屋」に出入りする蔵人。毎年秋から春にかけて農村から蔵へ酒造りに来る。

たま:中村里帆
万太郎の幼少期から「峰屋」に奉公している働き者の女中。
(中村里帆さんは高知出身、注目の女優です。別記事でまとめています)

楠野喜江:島崎和歌子
自由民権運動を支援。

池田蘭光:寺脇康文
学問所「名教館」の学頭。高名な学者だが、無類の酒好きで身なりに頓着しない変わり者。少年万太郎に学び続けることの大切さを教えた人生の師匠。

ほかに歴史上の偉人、土佐の脱藩浪士、天狗(坂本龍馬)をディーン・フジオカさん、渡米する土佐の漁師、中濱万次郎(ジョン万次郎)を宇崎竜童さんが演じています。

朝ドラ「らんまん」は牧野富太郎がモデル、知ってますか?

朝ドラ「らんまん」は、高知県出身の植物学者で、「日本の植物学の父」と言われる牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリーです。
タイトルは、春爛漫(らんまん)や天真爛漫(らんまん)の“らんまん”を意味し、主人公の万太郎が笑顔で明るく天真らんまんに突き進んでいくのをイメージしたと言います。

牧野富太郎は文明開化の時代に独学で植物分類学を研究し、生涯で約1500種類以上の植物を命名しました。
牧野博士が実際に植物採集を行った森や、ゆかりの深い草花などが随所に登場しますよ。

朝ドラ「らんまん」の高知のロケ地とは?

主人公のモデル、牧野富太郎の実際の生誕地は、高知県高岡郡佐川町上町。この佐川町に明治時代の町並みを再現したオープンセットが組まれ、地元のエキストラとともにロケが行われたようですね。

司牡丹酒造
筆者も訪ねたことがありますが、歴史的な町並みが今も残っています。上町地区の東側には司牡丹酒造の酒蔵が立ち並ぶ「酒蔵の道」があり、工場から酒麹の香りが漂うとても素敵な通りです。
桜のシーズンには、公園などに桜が満開となって風光明媚な場所です。

仁淀川の河川敷でも撮影が行われたようです。仁淀川は水の透明度が素晴らしく、キャンプ場は周りの景色の美しさに癒やされます。

仁淀川

高知県高岡郡「天狗高原」も撮影場所のひとつ。万太郎が植物採集のため散策する高原。高知を代表する観光スポットです。頂上の四国カルストは人気で、壮大な眺めを楽しめます。

四国カルスト

また、主題歌を歌うのはシンガー・ソングライターのあいみょんさん。
語りを務めるのは宮崎あおいさんです。

まとめ

朝ドラ「らんまん」は2023年4月3日スタート
NHK総合、月~土曜午前8時ほかで放送されます。

以上、朝ドラ「らんまん」のご紹介でした。高知県は筆者の田舎でもあります。ドラマに注目して毎回、見ていきたいと思います。

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