皆さま、こんばんは。
プロレス大好きのまんじろうです。
今回はザ・グレート・カブキさんのお話です。現在、74歳ですが、イベントなどに今でも時々出演されているようですよ。
グレートカブキさん、毒霧で一世を風靡した
出典:jiji.com
簡単に経歴をご紹介しておきます。
ザ・グレート・カブキ。
1948年、宮崎県延岡市に3人兄弟の末っ子として生まれました。父親は戦艦大和の元乗組員だそうです。
1970年9月、アメリカ武者修業に出立。
東洋の神秘の異名を持つペイントレスラーとして、アメリカでも大きな成功を収めたのは、ご存じの通り。ザ・グレート・カブキに変身したのは1981年1月10日、ザ・スポイラーを相手にカブキとしてのデビュー戦を行っていますね。
1972年9月、日本プロレス崩壊の危機に際し帰国。
般若の面をつけた連獅子姿や鎖帷子に日本刀を携えた忍者スタイルなどをコスチュームに、ヌンチャクを操り、毒霧を吹く東洋の怪奇派ヒールとして異色の人気を博しました。
ヒールではありましたが、プロレスは本格派で醍醐味がありましたね。
WCCWでは1981年にチャン・チュンこと桜田一男と組んでケビン・フォン・エリック&デビッド・フォン・エリックからテキサス版のNWA世界タッグ王座を奪取。
同年9月25日にはケリー・フォン・エリックを破りNWAアメリカン・ヘビー級王座を獲得しています。
日本プロレスではUNヘビー級王座、NWAタッグ・リーグ戦優勝、全日本プロレスでは世界タッグ王座、アジアタッグ王座など。
グレートカブキさん、他のレスラーにも強い影響を与えた
現在のカブキさん 撮影:まんじろう
歌舞伎風メイク、毒霧、ヌンチャクなどのオリエンタルなキャラクターは、他のレスラーにも強い影響を与えました。
筆者なんかは、毒霧を吹くシーンにしびれたファンの1人で、今でも目に焼きついていますよ。
1998年に引退した後は、東京都飯田橋にて居酒屋を経営する傍ら、時々はリングにも上がってパフォーマンスを披露することも……。
東京・小石川(飯田橋から移転)にある居酒屋「BIG DADDY酒場 かぶき うぃず ふぁみりぃ」には全国から多くのファンが訪れ、リング内外のエピソードやプロレス談義に花を咲かせてきました。現役プロレスラーや往年の名選手らも来店していましたが、区切りとして年内に閉店を発表しています……。
ところで、さらば毒霧、ザ・グレート・カブキさんの引退試合は、2017年12月22日でした。
引退に際して、カブキさんは「来年、70歳になる前に引退しようと思った。レスラー生活54年。もういいだろう」と、言っていました。
グレートカブキさん、大阪のプロレス居酒屋に登場
プロレスファンの居酒屋
そんなカブキさんが、大阪のプロレス居酒屋「観光プロレス居酒屋リングサイド」に現れたのは、2023年6月11日。カブキさんのほか、お笑いプロレスラーのイベントでした。
この日は、レスラーたちのミニ試合、撮影会、サイン会と、盛りだくさんな内容。
参加費5500円。料理付き、ドリンク一杯目無料。飲んで食べて、身近でレスラーたちと接して話もできる。楽しいイベントでしたね。
この日のメンバーは以下。
- ザ・グレート・カブキ
- アレクサンダー大塚
- ジャイアント小馬場
- 見た目が邦彦
- よしえつねお
- ザ・オバサン
約20席の店内は。プロレス色に包まれた雰囲気で、フィギュアやらマスクやらプロレス試合のポスターやら、ファンにはたまらない内装になっています。
楽しくなる店内の飾りつけ
昼間はランチ営業、夜は居酒屋になります。
この日のイベントの様子
グレートカブキさん、今は気さくな印象
カブキさんは、今でも迫力ありますが、性格は気さくな感じです。撮影会にも丁寧に応じてくれました!
右は店主の森本圭美さん
なお、ここの店主は森本圭美(たまみ)さん。大阪市大正区出身の女子プロボクサー。元ABCO女子スーパーフライ級王者です。45歳のとき、タイで試合を行い、王座獲得。人々に勇気を与えました。
テレビをはじめメディアにも多数出演。
ここはプロレスマニアでなくても、楽しめる居酒屋で、イベントの他、元花形レスラーや現役レスラーも訪れていますよ。
まとめ
カブキさんとまた会える日がくるでしょうか。まあ、東京の居酒屋に行けば、きっとまたお会いできるでしょうけどね。それにしても、楽しいイベントでした。(なお、観光プロレス居酒屋リングサイドは現在閉店です。残念です)
店舗情報
住所:大阪市此花区春日出中1-29-14
電話:080-6226-1235
定休日:月・火
営業時間:水~日曜日 17:00~22:30
ランチ営業 水~金曜日 11:30~14:00
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