ニュースこんにちは、こんばんは。ニュースのお時間です。今回はマッチングアプリなど婚活サービスについて調べてみました。今やマッチングアプリが大人気で、ハマっている人も多いようです。恋人探しだけでなく、結婚相手を探す男女も増加中。リクルートブライダル総研の「婚活実態調査2022」によると、2021年の婚姻者のうち、婚活サービスを利用していた人は 34.1%と過去最高に!婚活サービス利用者においては、44.2%が結婚に至っています。これはかなり多い数字でしょう。なぜこれほど人気なのでしょう?
婚活実態調査2022の結果が示す婚活サービスの実態とは?
全国の20~40代の男女に婚活サービスの利用実態や意識について調査したデータから、婚活サービスについてみていきましょう。
出典元:「婚活実態調査2022(リクルートブライダル総研調べ)」
調査によると、2021年の婚姻者のうち、婚活サービスを利用して結婚した人は15.1%。その内訳では、ネット系婚活サービスを通じて結婚した割合が最も高いのです。独身者(恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者)における婚活サービス利用者で恋人ができた割合は過去4年連続上昇しており、2021年は45.1%と過去最高を記録。
婚活サービス利用者については、利用モチベーションやサービスのイメージが新型コロナウイルス流行前と比較して上昇しています。
各年の婚姻者のうち、婚活サービスを利用していた人の割合は過去2年連続上昇し、過去最高を記録
2021年の婚姻者のうち、婚活サービスを通じて結婚した人の割合は15.1%となっており、その内訳ではネット系婚活サービスを通じて結婚した割合が最も高かった。
2021年の婚姻者のうち、婚活サービスを利用していた人は 34.1%と過去最高に。
婚活サービス利用者においては、44.2%が結婚に至っている。
婚活において、実施利用によって結婚に至った人の割合は、婚活サイト(40.2%)や結婚相談所(34.1%)、知人に紹介を依頼(20.0%)、趣味や習い事で相手を探す(19.5%)、婚活パーティ・イベント(18.3%)となっており、婚活サイトを利用して結婚した人の割合が最も高い。
出典:リクルートブライダル総研
恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者の25.3%に婚活サービス利用経験あり、婚活サービス利用によって恋人ができた割合は年々上昇
恋愛もしくは結婚意向がある恋人のいない独身者において、25.3%が婚活サービスの利用経験があると回答。
2021年の婚活サービス利用によって恋人ができた割合は45.1%となっており、過去4年連続上昇し、過去最高を更新。
各年に婚活サービスを新規で利用を開始し、恋人ができた割合も過去2年連続上昇。2021年に新規で利用を開始した婚活サービス利用者のうち、17.7%が恋人ができたと回答。
出典:リクルートブライダル総研
ネット系婚活サービスが大人気、マッチングアプリは価値観が合う相手を見つけやすい
さらに調査では、婚活サービスの現在利用者における今後の利用意向は、高い順からネット系婚活サービス(92.0%)、婚活パーティ・イベント(80.6%)、結婚相談所(70.4%)となっています。婚活サービス非利用者における今後の利用意向については、約3割程が今後の利用を検討ということです。
また、婚活ツールのなかでも、マッチングアプリを含む「ネット婚活サービス」の利用者は、年々右肩上がりで増えています。マッチングアプリで出会って結婚したカップルは、離婚率が低いというデータもあります。
マッチングアプリは、自然な出会いに比べて結婚後の生活に対する価値観などが合う相手を見つけやすいシステムになっています。だからこそ、結婚後も価値観のズレが生じづらく、円満な夫婦生活を送れるのかもしれません。
結婚までの期間平均は約1年半と言われています。マッチングアプリは婚活中の男女が集まりやすいこともあり、結婚までの期間が短いという特徴もあります。
婚活サービスの利用者が過去最高を更新した理由とは?
なぜマッチングアプリが人気なのか?
リクルートブライダル総研の担当研究員の分析によると――。
2021年に結婚した人のうち、約6人に1人は婚活サービスを通じて結婚しており、長期的にみて伸長している。
2021年の婚姻者のうち、婚活サービスを利用していた人は34.1%と過去最高を更新。
「恋愛や結婚をしたい」と考えており、かつ恋人がいない独身者では、25.3%が婚活サービスを利用したことがあると回答。
中でも、2021年の婚活サービス利用によって恋人ができた割合は45.1%となっており、2017年の36.9%から8.2ポイントの上昇となり、過去4年連続上昇する結果となった。
加えて、各年に婚活サービスを新規で利用を開始し、恋人ができた割合は17.7%となっており、過去2年連続の上昇。(リクルートブライダル総研の調査から)
婚活サービス「恥ずかしい」「怪しい」などのマイナスイメージが払拭されつつある
マッチングアプリは、なぜ今これほど人気なのでしょうか。
その背景には、「婚活サービス利用者が年々増加し、婚活サービスの認知が拡大していることがまず挙げられる」と、研究員は分析しています。
身近な友人や知人が利用しているということも拍車をかけ、婚活サービス利用に対し、「恥ずかしい」とか「怪しい」とか、そういったマイナスイメージが払拭されつつあることで、婚活サービスを利用しての恋人づくりに対するハードルが下がってきていると思われます。さらに加えて、婚活サービスの利用によって、合理的に条件に合った人を探せることが現代の利用者にとってはとても理にかなった手段として、その有用性が注目されてきているのでしょう。
婚活サービス利用者の新型コロナウイルス収束後の利用意向は高く、非利用者についても約3割が今後の利用を検討
婚活サービスの現在利用者における今後の利用意向は、高い順からネット系婚活サービス(92.0%)、婚活パーティ・イベント(80.6%)、結婚相談所(70.4%)。
婚活サービス非利用者における今後の利用意向については、約3割程が今後の利用を検討。
出典:リクルートブライダル総研
ある27歳の知人女性は、こう話しています。
「会社は年配者が多いし、出会いがほとんどありません。だから今、マッチングアプリにハマっています。1年半くらい利用しています。これまで10人くらい会いました。『趣味はなんですか』とか、『お仕事はどういう関係ですか』とか、最初は同じ話の繰り返しなので、ちょっと疲れましたが、1人、イケメンの男性とお付き合いが始まりました。でも、連絡するのはわたしのほうからばかりで、結局、いいように扱われているって感じです。それでも、1年くらい交際しています」
彼女は標準以上の美人です。そんな女性がマッチングアプリを利用しているのは、筆者には意外でしたが、それだけ出会いが少ないことがわかりました。
また、結婚したケース(妻26歳、夫28歳)で入籍2年、夫が再びマッチングアプリを利用していることが発覚し、大喧嘩となり、「離婚すべきかどうか」悩んでいる女性もいます。
それでも、離婚する確率は低い、というデータが示すとおり、うまくいっているケースが多いようです。
まとめ
コロナ禍の状況も影響しているのでしょうか。婚活サービスの現在利用者における今後の利用意向は、高い順からネット系婚活サービス(92.0%)、婚活パーティ・イベント(80.6%)、結婚相談所(70.4%)となっています。新型コロナウイルス収束後の利用意向も高く、約3割ほどが今後の利用を検討しています。
今後ますます婚活サービスの利用は、活発化していくのではないでしょうか。
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