皆さん、こんにちは(こんばんは)。
10月17日放送の「カンブリア宮殿」(夜11時06分~)に、
オフィス家具メーカーの湊宏司社長が登場します。
社長就任後2年で利益を5倍に増やし、売上高も過去最高に。
老舗企業をいかに立て直したのか。いったいどんな人物なのでしょうか。
以下は同番組の紹介記事から。
企業では”働き方”や”職場の在り方”を見直す動きが広がり、出社したくなる生産性を上げるオフィスを作りたい会社が増えている。
そんな中、年間4万件ものオフィス手掛け、利益を大幅にアップさせているのがオフィス家具のイトーキだ。
1890年創業のイトーキは、日本で初めてホチキスを輸入し、国産初のレジをヒットさせた老舗企業。
オフィス家具メーカーの大手へと成長をとげたが、バブル崩壊以降、価格競争に巻き込まれる。
そして2019年から2期連続の赤字に。その窮地を救ったのが、外資系の日本オラクル出身の湊宏司社長だ。
2022年に社長就任すると、たった2年で利益を5倍に増やし、売上高は1329億円と過去最高を叩き出した。
湊はいかにしてイトーキを立て直すことが出来たのか。
老舗企業の常識を壊す改革の舞台裏に迫る。
湊宏司社長、オフィス家具イトーキを2年で利益5倍に!
なるほど、改革者でしょう。
老舗企業を立て直すのは、その経営手腕が確実に問われますからね。
オフィス家具メーカーのイトーキは、働き方や職場の在り方が見直される中、
新たなオフィスのあり方を提案し、業績を急成長させているのです。
特に、外資系企業出身の湊宏司社長のリーダーシップの下、
同社は2年間で利益を5倍に増やし、売上高は過去最高を記録しました。
イトーキは、従来の「商品販売」から「ソリューション提供」、そして「IT活用」へと事業を進化。
この戦略は「オフィス1.0」から「オフィス3.0」へと展開され、
単なる家具販売から、空間デザインや働き方コンサルティング、
さらにデータを活用したオフィス運営へと拡大しているのです。
「オフィス3.0」では、IoT技術を取り入れ、オフィス家具にセンサーを付けて使用状況をデータ化し、
より効率的な職場環境を提案する取り組みを強化していると言います。
湊社長は、オフィスの役割を「生産性向上」にあると位置づけ、
オフィス環境のデジタル化に力を注いでいるということ。
具体的には、AIを用いたレイアウト設計や、RFID技術を活用した家具管理システムの導入により、
オフィス運営をデータに基づいて最適化する「データトレッキング」サービスを展開しています。
これにより、従来の製品販売中心の「フロービジネス」から、
保守サービスによる「ストックビジネス」への転換を目指しているのです。
湊宏司社長、経営戦略や学歴とは?
イトーキHPより
オフィス家具業界は人口減少やテレワークの普及により厳しいとされていましたが、
湊氏は逆にオフィスの重要性が増すと考えています。
オフィスは、リアルな対話が生まれる場であり、生産性向上のための重要な場所とされ、
今後もその役割は続くと見込んでいるからです。
なるほど、確かにそうでしょう。
また、デジタル変革を推進するために、社員のITリテラシー向上も重視しています。
最新のテクノロジーは日常生活で既に使われていることに気づかせ、
難しさを感じさせない環境を整えることが、変革への第一歩であるとしています。
最後に、湊社長は「前例を疑え」と強調し、
常に新しい価値を目指して挑戦する姿勢を持つことが重要だと述べています。
デジタル変革においては、過去の成功体験にとらわれず、
常に改善と挑戦を続けることが、持続的な成長につながると語っていますよ。
こうした事業の背景には、湊氏のこれまでの歩みが反映しています。
湊氏は1994年東京大学経済学部卒業後にNTTに入社。米サン・マイクロシステムズを経て、
18年から日本オラクル副社長COO(最高執行責任者)を務めた後、
21年にイトーキに転じ、22年3月社長に就任。
すべては過去の経験が活かされているのでしょう。
社長の経営手腕によって老舗企業も生まれ変わるということでしょうか。
湊宏司プロフィール
1970年5月生まれ
54歳(2024年10月現在)
大阪府出身
結婚歴は非公開
学歴
私立駒場東邦高校卒、東京大学経済学部、南カリフォルニア大学経営大学院
職歴
1994年NTTに入社
2018年日本オラクル副社長COO
2021年イトーキ入社
2022年3月イトーキ社長に就任
まとめ
老舗企業を立て直すのは大変なことでしょう。筆者の知り合いにも、M&Aで老舗企業を買い取った社長がいます。
古い体質があり、その体質を重んじる社員が多いので、大変だと嘆いていました。番組で何が語られるのか注目したいですね。
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