女児刺殺事件の勝田州彦容疑者は重度のフェティシズム障害!生い立ちや家庭環境とは?

社会
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みなさん、こんにちは。
まんじろうです。

今、女児刺殺事件で注目を集めている勝田州彦容疑者(45)。
少女ばかりを狙った犯罪者です。本人は「特異な性癖がある」と告白し、
さらに「少女が血を流す姿に興奮する」などと語っているのです。
怖いですね。
これは完全にフェティシズム障害でしょう。しかも重度です。
フェティシズムというのは、物や特定の身体部位、状況に対して性的な興奮を覚える行為や嗜好を指します。
フェティシズムが過度に行き過ぎると、フェティシズム障害が起こります。
つまりは性的な興奮が特定の物体や身体の一部、または特定の行為に対して過度に依存することを特徴とする性嗜好障害です。
気になったので、これと関連づけていろいろ調べてみました。
生い立ちや家庭環境も気になります。

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女児刺殺事件の容疑者は重度のフェティシズム障害!

兵庫県警

筆者は元々フェティシズムに興味を持ち、かねてより取材を続けていました。

古い話ですが、20年ほど前に〈窒息魔〉と呼ばれた犯罪者が捕まった有名な事件を覚えていますか。
犯人は、インターネットの自殺サイトを利用して獲物を誘い出し、
3人の相手を窒息させて殺害。窒息シーンを楽しみ、性的興奮していたことが供述などで明らかになっているのです。

稀代の窒息フェチ男
当時は35歳で、派遣会社社員。
自殺サイトで知り合った大阪府豊中市の無職の女性(当時25歳)を一緒に自殺しようと誘い出し、女性の手足を縛った上で、レンタルしたワンボックスカーの車内で窒息死させました。
実は裁判で明らかになりましたが、これまでも、男性の学友の首を絞めたり、通りがかりの人などにいきなり襲いかかって口を塞いだり、初犯から逮捕されるまで50件以上も行っていたのです。

もがき苦しむ人を見て興奮する性癖を持ち、重度のフェティシズム障害でした。

ほかにも、殺人事件ではありませんが、
お姫様抱っこ監禁事件」というものがあります。
犯人は当時は36歳の男性で、幼少期から成長期にかけて深刻なトラウマを抱えた人物でした。
生まれてすぐに母親に捨てられ、里親の元で育つという複雑な家庭環境にあった彼の特定のフェティシズム、
それは女性の「髪の毛」に対する異常な執着

成長するにつれて、女性の髪の毛に対するフェティシズムが次第に強まり、
最終的には酩酊状態の女性を狙った暴行などの犯罪に発展しました。
余罪300件と言われています。

さらにまた、記憶に残っている人もいるでしょうけど、
側溝に潜む男の衝撃的なフェティシズム障害の事件です。
側溝男」として世間に話題を撒いた事件ですね。
26歳(当時)の会社員が、道路脇の側溝に潜り込み、
通りかかる女性のスカートの中を覗き見るという異常行為に及んでいたのです。
逮捕時に「生まれ変わったら『道』になりたい」と供述。
この男は再犯を繰り返し、3度も逮捕されましたが、いずれも側溝に潜んでいました。

フェティシズムの4つのレベル

フェティシズムには、強度とでも呼ぶべき四つのレベルがあります。
レベル1…性的刺激、性行為などに見られる僅かな好みを示す。
レベル2…性的刺激、性行為などに強烈な好みを示す。
レベル3…性的昂奮や性の営みの遂行に、特殊な刺激を必要とする。
レベル4…特殊な刺激がセックス・パートナーに取って代わった状態で、高レベルのフェティシズム。

たとえば、男性の場合だと、巨乳が好きだとか、脚フェチ、匂いフェチなどがありますけど、
レベル1や2程度の人は病的とは言えず、レベル3と4が問題なのです。

容疑者は高レベルのフェティシズム障害

今回の勝田容疑者の場合、性嗜好異常における性的サディズムとも言えますね。
これは、性嗜好異常における性的サディズム。相手に辱めや苦痛を与える事によって性的な興奮や満足を覚える状態です。

さらに女児を狙っているので、小児性愛の異常ともいえますが、単に弱い女児を狙ったのかもしれません。

事件を振りかえって

兵庫県警は2024年11月7日、別の女児殺害事件で服役中の勝田州彦容疑者(45)を殺人未遂容疑で逮捕しました。
容疑者は2006年9月、兵庫県たつの市の路上で、
学習塾から帰宅中だった小学校4年生の女児を刃物で刺し、胸などに重傷を負わせた疑い。
彼は、これまでも女児を対象とした極悪非道の犯行を重ねています。

また、兵庫県加古川市で2007年10月、小学2年の女児が何者かに刺殺された事件でも、関与を認めているというような報道もありました。

実はこの事件、筆者も調べたことがありました。
自宅前で発生した事件で、いくら調べても、まったくわかりませんでしたけど。

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容疑者はどんな生い立ちか家庭環境なのか?

出典:JIJI.COM

新聞や週刊誌の記事などによると、
10歳以上も年が離れているお姉さんが1人いるようですが、
両親は10歳も若いので、「目に入れても痛くないほどの可愛がりようやった」とのことです。
つまり愛情を受けて育っているようですね。

地元中学を卒業後、県内の私立男子校に進学。
水泳の強豪校。彼は水泳が得意で、スポーツ推薦で入学したようです。

高校卒業後は職を転々。パチンコ台の組立工、運送会社の運送員、
00年の事件当時は地元ショッピングセンターの現金輸送車を運転していたとか。

その後、大手飲料会社に期間社員として勤務。
無遅刻無欠勤で、トラブルは一切なかった」と言います。

父親は「立派な人」。
それもそのはず。父親は元・兵庫県警の警察官なのですね。
現役時代は、「勝田家の前は夜回りの記者がズラリと並んでいたそうだ。」(週刊新潮の報道)
母親も元警察官だと言われています。

父は警察官としての心得の1つ、柔道を息子に幼い頃から教えていたそうですけど。

いずれの事件も「刃物を使って女児を襲うという特徴」があります。
これは完全にフェティシズム障害と言えます。
繰り返し、行っていますので。
2015年事件の裁判では、
「犯行動機は性的興奮を得るため体を傷つけることに興奮する特異な性癖(検察)」、
「いじめや厳しいしつけが性癖を形成した」(弁護側)としています。

SMクラブのオーナーの意見。

「SMのプレイでも、女性を痛めつけて喜ぶ性癖の人がいます。このような行為は、親の愛情が薄いケースがほとんど。
特に母親からの愛情不足です。愛情を受けて育った子供は、女性をいたぶるようなことはできません。フェティシズムは生まれついてのものもあれば、突然芽生えるケースもあります」

勝田容疑者は愛情を受けて育ったのかもしれませんが、
父親の「立派さ」が逆にストレスになっていったのではないでしょうか。
筆者はそんなふうに思っています。

まとめ

事件とフェティスズム障害を結びつけて紹介しました。
本人が自分で「少女が血を流す姿に興奮する」と言っていますからね。今後の動向についても注目したいと思います。

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