皆さま、こんにちは(こんばんは)
まんじろうです。
今回はスイカのお話。
2023年8月1日放送のTBS系『マツコの知らない世界』(火曜夜8時57分)を見ていると、「スイカの世界」が紹介されていました。
ゲストは、スイカの絶対音感を持つという佐藤洸さん(29)。
〈日本一のスイカマニア〉だそうで、ブランドスイカ専門店「あまいスイカ」代表。佐藤さんの話によると、最近は玉買いのスイカが減少し、ブロックで買う人が増えているそうですね。
さらに、種なしスイカが韓国ではブームだと言いますが、日本ではなぜか売れていません。ぶどうは今や種なしが主流と言えますが、スイカは? 種なしスイカが今後、日本でもブームになる?
気になったので調べてみました。
種なしスイカは日本では売れない?
最近、スーパーでも、1玉売りを見かけますね。売れているのかというと、減少傾向とはいえ、それなりに売れているようです。しかしながら、種なしスイカの販売は見かけませんね。
それと、やはりブロック販売が人気のようです。
皮がないので、フォークでさくっと食べられるし、確かに重宝します。
まあ、筆者なんかは高知のど田舎で育ち、庭にスイカ畑がありました。だからスーパーなどでスイカを買う習慣がなく、しかも、スイカは必ず1玉を包丁で真ん中から切り、家族みんなで食べるスタイルでしたね。
最も、今は大阪在住で、スーパーでスイカを買っています。
ブロックスイカも購入しますね。
でも、どちらかと言うと、かぶりつくのが好きです。
種も気になりません。
それでも、種が煩わしいという人も多いようで、だから種なしスイカが誕生したわけです。
種なしスイカは2003年にイトーヨーカ堂でも販売されたらしく、随分と古くから出回ってはいるんですね。種なしスイカは種なしぶどうよりも、古いらしいからね。
では、なぜ売れていないのか?
これは、値段が高いことに加え、農家が作りたがらないからだそうです。
種なしスイカがスーパーに出回らない理由とは?
種なしスイカは育てるのが難しく、手間がかかり、しかも、形がまん丸にならないことも……。
さらに、白い種は残るらしいし、いろいろと問題があるようですね。
専門家によると、スイカの種子はコルヒチンという毒性の強いアルカロイドで処理し、その種でスイカを栽培すると、種のあるスイカができる。その種を取り出して、翌年に種を撒いて栽培して収穫したのが種なしのスイカだと言います。
もう少し、詳しく説明しておきましょう。
種なしスイカの栽培法を開発したのは、遺伝学者の木原均さん(1893~1986)だそうです。
せっかく開発された栽培手法ですが、現在は栽培に手間がかかること(人件費が価格に反映される)、コルヒチンは有毒であること、スイカの種を除去して食べる事がそれほどいやではない、といった理由から、生産は非常に少ないそうです。
元々種があるスイカ(染色体数が22本の2倍体)にコルヒチン処理という作業を加え、染色体の数を一気に増やし、通常の倍の4倍体を作る。この4倍体スイカはまだ種ありですが、その後通常のスイカと交配させると、種なしスイカ(3倍体)になります。
う~ん。かなり大変ですね。
しかも、この種なしスイカは、種がないため子孫は残せません。つまりこの代で終わりなのです。
では、なぜ韓国でブームかというと、人件費が安いからだといわれていますね。
ところが――。
マツコの知らない世界では、「TANE FREE」スイカが紹介されていました。
これはどんな品種のスイカでも種ごと(白い種)食べられるようになる画期的な花粉とか。
果たして、この商品によって、種なしスイカはもっと安くなるのか。さらに農家がどんどん栽培することになるのか。スイカ革命が起きるか?
値段が同じくらいになれば、筆者もやはり種なしを買うでしょうね。そうなれば、スイカ革命でしょうか。需要が一気に伸びるかもしれません。
スイカを手でたたいたとき、高音と低音、どっちが甘い?
手でたたくと音が違う?
また、ゲストの佐藤さんによれば、スイカを手でポンポンとたたくと高音と低音にわかれ、これは低音のほうがおいしくて甘いらしい。というのも、低音だと、中に空洞が少しできているらしく、空洞があるほうが甘いんだって。
へえ、知らなかったなあ。
昔から、スイカを手でポンポンとたたく人がいますよね。
まあ、わかってやっているんでしょうけど。
心地よい高音のほうが身が詰まって甘いのかと思ってましたが……。
マツコさんもこれには驚き、「今、すごいこと、ぶっこみましたね」と言ってましたよ。
まとめ
大玉スイカはやはりおいしくて甘い。値段も張るが、甘いのが食べたい人にはいいでしょう。まあ、それでも、手軽なブロックスイカは安いし、売れるんでしょうね。あとは種なしスイカがもっと安価で出回ることを期待したいです。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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