朝ドラ「虎に翼」が始まりました。
モデルは日本初の女性弁護士、三淵嘉子。
ドラマでは独特の考え方をする「トラちゃん」がユニークですね。
ちょうど明治大学専門部女子部(短期大学)に入るあたりが今、放映されています。
女学校卒業後に大学で法律の道へ進む女性は珍しいですし、母親を含め周りは反対しますね。
ただ、背中を押したのは母親に頭のあがらない父親だったんです。
詳しく見ていきましょう。
「虎に翼」モデルの三淵嘉子、成績優秀で両親自慢の娘
🐯 #トラつばプレイバック 🪽
結婚式に向け、義母の機嫌を気にする花江。
はるを説得するのは結婚式が終わってからにして欲しい、と寅子にお願いします。
「どうしても欲しいものがあるならば、したたかに」
自身の経験から、寅子にアドバイス👆#朝ドラ #トラつば#伊藤沙莉 #森田望智 pic.twitter.com/nUAITptYqg— 朝ドラ「虎に翼」公式(4/1放送開始) (@asadora_nhk) April 3, 2024
嘉子は幼稚園を経て、小学校に入学。
当時から成績優秀で両親自慢の娘だったそうです。
昭和2年、倍率20倍の試験に合格し、東京女子高等師範学校の付属高等女学校(現・お茶の水女子大学附属高校)に入学しました。
この入学に関しては母親も喜びました。
教育熱心だった母は、娘を「どこに出しても恥ずかしくない良妻賢母にすること」が希望だったのです。
この頃、「男は働き、女は家庭に入る」が社会常識で、夫を支えるのが良妻と言われていました。
だからエリート校への入学は、娘の将来も安泰だと、母は思ったのです。
嘉子はエリート校卒業後、明治大学法科を進路に選んでひと悶着!
三淵嘉子
ところが、嘉子は卒業後、母にとっては予想外の法律の道を進路に選んだのです。
明治大学専門部女子部(のちの明治大学短期大学)の法科でした。
ちょうど、明大では女性のための法律専門学校を創設していたのです。
これは運命的とも言えましょう。朝ドラでは「名律大学」になっていますけど。
進路相談では、女学校の担任までいきなり難色を示します。
まあ、そういう時代だったのでしょう。
母も見合い結婚を勧め、猛反対です。
でも、父親は仕事でニューヨークに赴任していたこともあり、「民主的な思想の持ち主」だったらしく、むしろ嘉子の背中を押して法律の道へ進むことを応援したのです。
母を説得したのですね。
この父の応援がなければ、どうなっていたことでしょう。
ひと悶着あったわけですけど、こうして嘉子はいよいよ法律家の道へ。
「女だけなんで面倒なんだ?」
こう、ずっと問いかけているんですね。
果たして「トラちゃん」の今後は?
今後も朝ドラを見ていかなくっちゃ。
まとめ
朝ドラ「虎に翼」は始まったばかり。すでに主人公の「トラちゃん」は、ちょっと思想というか、思考が人と違いますね。そういうふうに描かれています。今後も追いかけていきたいと思います。
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