ブラジル双子村「ゴドイ」出生率10倍はなぜ?クレージージャーニー・佐藤健寿

テレビ番組
スポンサーリンク

皆さん、こんにちは!
ブラジル南部に「双子村」があるんだって。
12月2日のTBS系「クレージージャーニー」(月曜日、夜8時55分)で
奇界遺産フォットグラファー・佐藤健寿氏が
双子村の伝説に迫ります。

この町には双子があふれていて、なんとも驚きの村ですよ。
そして疑問はなぜそんなに双子が多いのかってこと。
村人の一部は「ナチスと関係がある」とも言っています。
いったいどういうことでしょうか。
番組の前に事前に調べてみました。

スポンサーリンク

ブラジル双子村「ゴドイ」出生率10倍はなぜ?

双子ばかりが生まれる町、ブラジル南部に位置する「カンジド・ゴドイ」(カンディゴ・ゴドイ)。
2018年9月の古い情報ですが、人口7000人。
双子の出生率が国の平均より10倍高いのです。
2018年放送の「BBCニュース」ではこの町の双子たちを取材しており、
双子にまつわる村の歴史についても話を聞いていますね。
それによると、80%がドイツ人、ポーランド人が13%、移民が7%。
住民は「双子の友達ばかり。いとこも双子」などと語っています。

どうやら教師も間違うし、ボーイフレンドも間違うらしい。
まあ、双子ですから。
しかも、町にどっといるようですから。
この町を訪ねたら、それこそ驚くでしょうね。

遺伝子学者のチームは何年にもわたってこのコミュニティーと共同研究を進め、
DNAを採取したり家族について聞き取り調査をしたりして、この謎を解くことに尽力。

しかし、原因は明らかになっていないのですね。

番組では「DNAサンプルから解明しようとしているが、いまだ謎」だとしています。

双子が多い理由の1つは、近い血縁同士の結婚によって双子が生まれるという説。
もう1つの説は、湧き水。この水が原因で、双子が生まれると言います。
番組では、この水についても紹介されていました。
なんと、この水は販売もされていますよ。

番組より

そして最後の説、都市伝説でしょうか、「住民の一部はナチスと関係があると思っている」とのことです。

スポンサーリンク

双子の出生率の高さは「ナチス」と関係が?

これについても触れておきましょう。

アルゼンチンの歴史学者ホルヘ・カマラサ氏が著書の中で驚くべき発言をしています。
以下、資料の抜粋です。

ナチスの医師ヨーゼフ・メンゲレは、第2次世界大戦中アウシュビッツ収容所で主任医官を務め、双子研究に特に関心を寄せていた。
南米で逃亡生活を送っていた1960年代にも実験を続けていた可能性が高く、
メンゲレは各地を点々とする内科医や獣医として身分を偽り、
カンディド・ゴドイの妊婦にホルモン薬を組み合わせた双子誘発剤のようなものを与えていた。

同氏はインタビューした地元住民から、
「ドイツ人医師が尋ねてきて得体の知れない薬をくれた」という証言を得たと言います。

住民たちには別名を名乗っていたが、
メンゲレの写真を見せると話を聞いたどの住民も「ああ、この人です」と同じ反応を見せた。

戦時中、メンゲレらはユダヤ人の投獄者を被験者に、非常に危険な多産の実験を繰り返していた。
そんな歴史もあって、
ブラジルにあるリオ・グランデ・ド・スル連邦大学は、双子の出生率が高い理由を突き止めるべく、
研究調査に乗り出したのです。

研究者らが住民の洗礼記録が精査すると、
カンディド・ゴドイで生まれた子どもの75%が洗礼を受けていました。
記録からは、町の中心部から10キロほど離れたリニャ・サン・ペドロ(Linha Sao Pedro)という地区の出生率が最も高く、
突出していることがわかったのです。
調査では、同地区に現在80世帯が暮らし、双子は44組に上っていたのです。

この理由については、
同地区の孤立した地域性と規模の小ささによって、
進化上の原因があるのではないかと指摘。

つまり小さな集団が住み着いたのち、数世代にわたって孤立した状況が続くと、
当初の住民の生物学的傾向が遺伝しやすくなると言うのです。
「当初の住民のうち1人か2人に、たまたま双子の生まれやすい遺伝的傾向があったのかもしれない」ということ。

また別の説として、環境要因が関与しているのではないかとも言われています。
地元住民は長い間、町の水や食物、空気などに含まれる農薬のような薬物を摂取し、
それが双子の出産を誘発しているのではないかと疑いをもっているということですね。

結果、メンゲレが実験を行ったと言われる1960年代に双子が増えたわけではなく、
「ナチス」とは無関係だということのようですよ。

中国にも「双子村」が存在!

また、この村には2002年放送「世界ウルルン滞在記」のロケで、女優の鶴水瑠衣さん(当時22歳)が訪れてもいますね。

市内にあるサン・ペドロ入植地は「人口380人のうち双子が36組もいるという世界一双子の多い町」として紹介しています。

さらに、重慶市江津区四屏鎮に位置する青堰村というのがあって、
別名「重慶の双子村」とも呼ばれており、全村367戸のうち、双子は39組、双子出生率は10.6%にも上ることが報告されています。
二卵性双生児は7組、三代にわたって双子を出産する家系もあるとか。

双子村は中国にもあるんですね。
インドにも、よく似た村があるらしいし、
世界にはいろいろあるようですよ。
日本では「双子村」は聞いたことがないですけどね。

まとめ

「クレージージャーニー」番組で何が語られるのか。非常に興味深いですね。
佐藤健寿氏ならではの独自の切り口もきっと魅力でしょうね。楽しみです!

関連記事です↓こちらもお読みください

結合双生児!サンパウロ博物館の人体標本に仰天「クレージージャーニー」
結合双生児の映像に仰天です!サンパウロ博物館の人体標本ですが、TBSテレビ「クレージージャーニー」で紹介されました。奇界遺産フォトグラファー佐藤健寿氏がたまたま寄り道したブラジルの博物館。それにしても凄い、ヤバいです!いや、素晴らしいです!
スポンサーリンク
テレビ番組
まんじろうをフォローする
ニュースこんにちは・何でも書くで!

コメント

タイトルとURLをコピーしました