朝ドラ「あんぱん」(2025年前期)。
アンパンマンを生んだ高知出身の漫画家・やなせたかしさんと妻の小松暢(のぶ)さんをモデルに描く愛と勇気の物語です。
物語の最初の舞台となるのは、やなせさんが幼少期を過ごした高知県。
東京に引っ越していますので、東京が舞台でもありますね。
2年前の朝ドラ「らんまん」(牧野富太郎がモデル)も、高知が舞台でした。
高知は筆者の田舎でもありますから、今から楽しみです。
また高知が舞台だなんてうれしいですが、なぜ決まったのでしょうか?
「あんぱん」高知が再び朝ドラの舞台に!やなせたかしさんと妻の物語
やなせたかしさんはアンパンマンで有名ですが、新聞記者にデザイナー、放送作家など、あらゆる職業を転々としながら定まらない人生を送っていた遅咲きの漫画家です。
戦前・戦中・戦後と激動の時代を生き抜きました。
ちょっと気が弱くて自信のないやなせさんと共に生き、けん引し続けたのは妻の暢さんです。
出典:やなせたかし記念館
生きる意味すら失っていた苦悩の日々。
それでも夢を忘れなかった2人の人生。
きっと心に刺さる物語になることでしょうね。
何者でもなかった2人があらゆる荒波を乗り越え、そしてアンパンマンにたどり着くのです。
どのようにしてアンパンマンが生まれたのか。
それも興味深いです。
アンパンマンミュージアム
激動の時代を生きた波乱万丈の物語!
早くドラマが観たいものです。
再び高知が舞台のワケは?
『あんぱん』制作統括 倉崎憲チーフ・プロデューサーは、こう語っています。
朝ドラ『らんまん』からわずか2年後に、また高知が舞台になるなんてことがあるのでしょうか?
それについての回答です。
脚本家の中園ミホさんに「無理かもしれないですけど、僕、これやりたいです」と、自分のバッグからやなせさんの書籍を取り出してお見せしたところ、中園さんから「私、やなせさんと小学生のとき、お手紙のやりとりをしていました」という驚きの発言があったんです。そのとき、自分の中でも中園さんの中でも“稲妻が走った”といいますか、すごい運命を感じて。
こうして「あんぱん」に決まっていくわけですが、このタイトルに決まったのは、「やっぱり短いほうがいい」ということ。
いろいろ皆で意見交換する中で、最終的に満場一致で決まったそうですよ。
「らんまん」から「あんぱん」へ。
いいですね。
高知ロケについては別記事で紹介しています。
まとめ
今回は「あんぱん」について、なぜまた高知が舞台になったのか、どんな物語なのかもまとめてみました。なにしろモデルが有名人ですし、アンパンマンはだれもが知っていますからね。といっても、波乱万丈の物語になることでしょうね!
コメント