ポツンと一軒家で紹介、秘境の料理宿「八十八」（富山県）ってどんな宿？摘草料理って？

皆さま、こんにちは。
「ポツンと一軒家」が好きで、よく見ています。
8月25日放送分は、
「ポツンと一軒家と帰れマンデーとの秘境コラボが実現」だって。

いったい何？
山奥に佇む料理宿「八十八（やとはち）」を目指す、という内容で、もちろん調査は大変だったようですが、目的地の「八十八」ってどんな宿？
気になって調べてみましたが、これが凄い宿です！

秘境の料理宿「八十八」ってどんな宿？店主は？

外観

「八十八（やとはち）」は、富山県上市町護摩堂の山中にひっそりと佇む隠れ宿です。
この宿は、豊かな自然に囲まれ、弘法大師の霊泉を使用した風呂や、手間暇を惜しまず作られる摘草料理が特徴で、都会の喧騒から離れて心身を癒す特別な場所として多くのリピーターを惹きつけていますよ。
この記事では、八十八の魅力を深く掘り下げ、その特異な魅力を紹介します。

自然との一体感を味わう「摘草料理」

名物料理：かみいち旅.ネットより

八十八の大きな魅力の一つが、「摘草料理」です。
これは、山中で自ら摘み取った季節の野草や山菜を使った料理であり、その新鮮さと自然の息吹を感じさせます。茶事会席と京懐石料理の技法に基づき、店主の三浦心一さんが素材の持つ味わいを最大限に引き出すように心がけています。
三浦さんは、都会では味わうことのできない独自の風味を提供し、その味覚体験は五味五感を刺激しますよ。

三浦心一さんの経歴と料理への情熱

八十八のオーナーでありシェフである三浦心一さんは、ニュージーランド大使館や国営ホテルなどでシェフとしての経験を積んできました。
35歳のときには大使館で白鳥の氷彫刻を手掛けるなど、一流の技術を持っています。
帰国後に富山で八十八をオープンし、そこで培った技術を活かして、ただお腹を満たすだけでなく、心身ともに満たされる料理を提供しています。

三浦さんの料理は、家庭では作れないような手間暇かけたものが特徴です。
食材の選定には時間を惜しまず、どの調理法がその食材の持つ本質を引き出すかを常に考え抜いています。
お抹茶に付けるきんつばやわらび餅なども一から手作りし、その手間の分、料理は食べる瞬間に最高の状態を提供します。このように、素材や調理に対する深い理解とこだわりが、訪れる客に感動をもたらします。凄いですね。

霊泉風呂と弘法大師の清水

八十八には、弘法大師の清水を使用した「霊泉風呂」があります。
この水は、護摩堂で湧き出る霊泉であり、霊験あらたかな名水として知られています。宿泊者は24時間いつでもこの霊泉風呂に入ることができ、体を癒すだけでなく、心も浄化されるような体験ができるそうです。

また、八十八の床下には四国八十八カ所の霊場から集められた砂と、20カ所のお寺で祈祷された砂が撒かれています。
この砂は合わせて108カ所分となり、煩悩の数を象徴しています。こうした細部にわたるこだわりが、宿全体に独特の雰囲気をもたらし、訪れる人々に深い感銘を与えます。

体験プログラムと自然の魅力

八十八では、ただ宿泊するだけでなく、自然と触れ合う様々な体験プログラムも提供しています。その一つが「ナイトウォーキングツアー」です。真っ暗な夜の森を歩きながら、自然の音や空気を感じ、普段は得られない非日常の体験ができます。また、「苔玉作り」では、土や植物を自ら取りに行き、自然の恵みを感じながら作る楽しみを提供しています。これらの体験を通じて、訪れる客は自然との一体感を深め、心身ともにリフレッシュすることができます。

心温まるおもてなし

八十八を訪れる人々が感じるのは、料理や自然だけでなく、三浦さん夫妻のおもてなしの心です。八十八は宣伝をほとんど行っていないにもかかわらず、口コミで多くの客が訪れます。中には、大学教授や鍼灸師、気功師といった特別な職業の人々もおり、彼らが口を揃えて「ここはパワースポットだ」と感じるほど、宿全体が独特のエネルギーを持っています。

外国からの訪問者も多く、三浦さんは英語で料理や作り方を説明することもあります。英語も日本語も堪能である三浦さんのコミュニケーション能力と、心のこもったおもてなしが、八十八の人気を支えているのですね。

おまかせ懐石 10,000円程度(税サービス料込)

まとめ

コラボ企画で一行が目指すのは、こんな素晴らしい秘境の宿です。三浦さん夫妻の心のこもったおもてなしと、摘草料理の奥深い味わい、そして霊泉風呂での癒しが、訪れる人々に忘れられない体験を提供してくれます。いや～、こんな宿に泊まってみたいです。