皆さま、こんばんは(こんにちは)。
まんじろうです。
ようやく涼しくなってきましたね。
最近、リーンリーンと鳴く鈴虫の声を聞くようになりました。
夏の終わり、秋の季節の到来です。
この鈴虫、鳴くときと鳴かないときがありますね。
なぜ?
気になったので調べてみました。いや~、昆虫って不思議ですよ。
鈴虫が鳴くか鳴かないかには、さまざまな理由があった!
鳴いている鈴虫は、成虫のオスです。
もちろんパートナーとなるメスの鈴虫を引き寄せるために鳴いているのですね。
これは、セミも一緒です。夏の間、うるさく鳴いていたのはオスのセミですから。
調べてみると、鈴虫は気温によって、鳴くか鳴かないかを判断しているようです。
気温25℃以上の比較的暖かい気温でないと、なかなか鳴かないようですよ。
へえ。これってすごい。
しかも、求愛対象となるメスの鈴虫が近くにいないと、鳴いても意味がないのか、鳴きません。
それと、鈴虫は夜行性の生物です。明るい場所ではなかなか鳴かないという特性もあります。
鈴虫を飼っているけど、なぜか鳴かないという場合は、飼育容器を少し薄暗い場所に移動すると、鳴くようになるかもしれません。当然ですけど、メスが一緒にいないといけませんよ。
オスの周りにメスがいる場合は「誘い鳴き」と言って綺麗な鳴き方をしますが、メスがいないと、仮に鳴いても、「本鳴き」という途切れ途切れの雑な鳴き方をすると言われています。この本鳴きはメスを呼ぶときや縄張り誇示するときの鳴き方のようですね。
鈴虫は5月下旬から6月上旬くらいに卵から孵化します。
その後、気温や飼育環境にもよりますが、複数回の脱皮を経て、7月下旬頃に成虫になります。
成虫になると羽が生えますから、この羽を使ってようやく鳴くことができます。
なお、鈴虫の寿命は、卵が孵化してから約4か月ほど。成虫の寿命は約1〜2か月。季節でいうと、10月までです。
鈴虫は温度が25度以下だと鳴かない、その理由は?
鈴虫は変温動物(昆虫だけど)なので、ある程度温度が高くないと活発に動くことができないのです。
変温動物とは、外部の温度によって体温が変化する動物のこと。体温調節能力がないものです。
温度が25度であれば、鈴虫の体温も25度、28度であれば28度になるのです。そうすると、活発に動けるのです。
要は、温度を感じるセンサー機能が付いているんですね。
この逆は、恒温動物。人間がそうですね。人間は外が寒くても、体温は36度。体温は変わらないですから。
つまり鈴虫は温度が低いと鳴きづらいってことです。
これが鈴虫が鳴かないという真実です!
ただ、温度が15度~30度だという説もあります。
まとめ
鈴虫が鳴いている晩は、気温が基本的には25度以上ってことです。あんな小さな昆虫ですが、しっかりと理由があって鳴いているんですね。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました
コメント