映画『8番出口』ロケ地はどこ?無限通路は100m超の巨大セット|天六駅との関係も解説

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皆さん、こんにちは!

本日は映画「8番出口」の話題です。

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映画『8番出口』のロケ地はどこ?無限に続く地下通路の正体と、大阪・天六駅との関係

映画『8番出口』を、最近アマゾンプライムビデオで観ました。不思議な映画でしたが、筆者がいちばん気になったのは、主人公がさまよい続ける駅の地下通路です。8番出口になかなかたどり着けず、画面には白い通路が延々と映し出されます。「この場所はいったいどこなの?」と思った方も多いのではないでしょうか。

今回は映画の内容とキャストを簡単に紹介したうえで、ロケ地を詳しく調べてみました。

映画『8番出口』とは?

イメージ画像です

原作は、2023年にインディーゲームクリエイターのKOTAKE CREATEさんがたったひとりで制作したゲームです。ゲームは世界的なブームとなり、二宮和也さんの主演で実写映画になりました。

物語の舞台は、蛍光灯に照らされた無機質な白い地下通路です。ひとりの男がいくら歩いても出口にたどり着けず、何度もすれ違うスーツ姿の男に違和感を覚えます。そのうち、自分が同じ通路をぐるぐる回っていることに気づくのです。

壁には奇妙な「ご案内」が掲示されていて、次の4つのルールが書かれています。

– 異変を見逃さないこと
– 異変を見つけたら、すぐに引き返すこと
– 異変が見つからなかったら、引き返さないこと
– 8番出口から、外に出ること

男はこのルールを頼りに異変を探しながら、無限の回廊からの脱出を目指します。

公開は2025年8月29日です。第78回カンヌ国際映画祭では、オフィシャルセレクションの「ミッドナイト・スクリーニング部門」に選ばれました。国内では興行収入51.7億円を記録する大ヒットとなっています。

キャスト・スタッフ

– 迷う男:二宮和也 物語の主人公で、地下通路に迷い込みます。
– 歩く男:河内大和 通路で何度もすれ違う「おじさん」です。ゲームそのままの再現度が話題になりました。
– ある女:小松菜奈
– 少年:浅沼成
– 監督:川村元気 『告白』『悪人』『君の名は。』『怪物』などの企画・プロデュースで知られ、映画『百花』では監督・脚本を務めました。

上映時間は約95分です。ほぼワンシチュエーションなのに最後まで飽きさせない、まさに「体験する映画」です。

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ロケ地① 無限通路は「倉庫に建てた100m超の巨大セット」

まず結論からお伝えします。主人公がループし続けるあの白い地下通路は、実在する駅ではありません。

VFXを担当したTREE Digital Studioは、倉庫の中にループ2周分、全長100mを超えるセットを造り、実物の仕掛けとVFXを組み合わせて撮影したと説明しています。ただし、セットを建てた倉庫の具体的な所在地は明らかにされていません。

この長さがあったからこそ、二宮さんが本当に長い距離を歩き続け、河内さんと何度もすれ違う場面を、カットで細切れにせずに撮れたのです。川村監督によると、条件が整えば一続きの撮影で最大3ループまで収められたそうです。

撮影の裏側もかなりユニークです。河内さんは二宮さんとすれ違った後、セットの扉から外へ出て、自転車で次の通路へ急行していました。最初は走って移動していたものの、二宮さんの進行に間に合わず、途中から自転車が導入されたとのことです。画面では無表情で歩くおじさんが、裏では全速力で走っていたと思うと、少し笑ってしまいますね。

異変も、すべてがCGというわけではありません。二宮さんが引き返している間に、画面外のスタッフがポスターを交換したり、コインロッカーを動かしたりしていました。人の手による仕掛けが、あの独特の「何かがおかしい」感覚を生んでいたのかもしれません。

ロケ地② 冒頭の駅は東京メトロ3駅をつないだ「架空の駅」

一方で、映画の冒頭には実在の駅が登場します。驚くことに、ひとつの駅ではなく3つの駅をつなぎ合わせて、ひとつの駅に見せているのです。川村監督は公開後の舞台挨拶で、その流れを明かしています。

1. 新木場:冒頭の電車内のシーンは、新木場にある東京メトロの施設に停車中の車両で撮影されました。
2. 東新宿駅:二宮さんが電車を降りる瞬間、カメラを横に振る動きの中で、新木場から東新宿に切り替わっています。
3. 代々木公園駅:階段を上って人とぶつかり、スマホを落とす。その一瞬のうちに、代々木公園駅へと場所が変わっています。

車両の窓にはグリーンの素材を設置し、走行中の景色は後から合成されました。駅と電車の場面だけで、映画全体のVFXのおよそ4分の1を占めたといいます。

「異変を見逃さないこと」がテーマの映画なのに、観客は冒頭から駅がすり替わっていることに気づかない。そう考えると、なんとも心憎い演出です。

ロケ地③ 海のシーンは千葉県山武市の南浜海岸

地下空間とはまったく異なるロケ地もあります。千葉県山武市はフィルムコミッションの撮影実績として、映画『8番出口』の一部シーンで南浜海岸が使われたことを正式に公表しています。九十九里浜に面した開放的な海岸です。

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大阪・天六駅との関係は?

関西の方が気になるのは、大阪の天神橋筋六丁目駅、通称「天六」との関係ではないでしょうか。

きっかけは2025年8月12日の原作者の投稿です。KOTAKE CREATEさんは、『8番出口』の大元のモデルは大阪の駅で、専門学生のころ毎日通学で通っていた地下通路がもとになっていると明かしました。これを受けてSNSでは「天六の地下通路?」「大阪メトロが似てるかも」「梅田の地下ダンジョンかな」と、推理合戦が始まりました。

ただし、具体的な駅名は明かされていません。天六駅はあくまで原作ゲームのモデル候補として名前が挙がっている駅です。映画の撮影場所として使われたという公式情報は、今のところ確認できませんでした。

清澄白河駅は「異変」のモデル

東京の清澄白河駅も、よく名前が挙がる駅です。原作者は、ゲームに登場する「照明の配置がばらばらになる異変」は清澄白河駅をモデルにしたと説明しています。つまり清澄白河駅は、通路全体ではなく一部の異変の参考になった場所というわけです。

聖地巡礼するなら

新木場駅、東新宿駅、代々木公園駅、そして天六駅や清澄白河駅は、どれも普段から多くの人が利用する公共の駅です。訪れるのは自由ですが、通路や階段で立ち止まったり、人の流れをふさいで撮影したりするのは控えましょう。一方、無限通路のセットは一般公開されていないため、見学することはできません。

 まとめ

– 無限に続く地下通路は、倉庫内に建てた全長100m超の巨大セットでした(所在地は非公開)。
– 冒頭の駅は、新木場・東新宿・代々木公園の東京メトロ3駅をつないだ「架空の駅」でした。
– 海のシーンの一部は、千葉県山武市の南浜海岸で撮影されました。
– 大阪の天六駅は、原作ゲームの「大元のモデル」候補として注目される駅です。

実在する駅と巨大なセット、そしてVFXを重ね合わせることで、「どこにでもありそうなのに、どこにも存在しない駅」が生まれていたのですね。ロケ地を知ったうえで冒頭を見返すと、駅が切り替わる瞬間そのものが、ひとつの「異変」に見えてきますよ。

 

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